食事・栄養

食事療法・栄養療法についての基本的考え方

フラワーエッセンス、ハーブの記事を中心に書いてまいりましたが、今回からは食事や栄養のことについて少し書いてみたいと思います。世の中には数多の食事療法、栄養療法、健康食品やサプリメントも多数存在し、何を信じ、何を選べばいいのか全く分からないカオスな状況になっています。健康食品やサプリメントも選び方を間違えれば、かえって健康を損なうことにもつながりますし、玉石混交でいろんなものがありすぎて良いものを選ぶのが大変です。私が食事・栄養についてどのようにとらえているか、基本的なことを書いてみようと思います。

万人に適した食事・栄養療法はない

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まず根底にある基本的考え方ですが、「万人に適した食事・栄養療法はない」ということは確信しています。糖質制限、断糖肉食、ベジタリアン、ヴィーガン、マクロビ、玄米菜食などなど、こちらも数えたらきりがないほどの食事・栄養療法が存在しますが、どれが絶対に良いというものはないと考えています。どれもこれも、ある一定の見方では真実であり、納得できる部分はあるけれども、誰に対してもどのシチュエーションにおいてもそのメソッドが成立するとは限らないと考えています。ですから、よくある食事療法論争というのは私にはナンセンスに思えますし、好きなもの、良いと思うものを個人が採用していけば良い話なのではないかと思っています。私自身どの療法も採用しておりませんし、もちろん押しつけることもありません。

ただし、化学物質は避けた方が良いという立場

万人に良い食事・栄養療法はないと思う一方、保存料や着色料などの添加物、農薬や遺伝子組み換えなど、化学物質や人工的なものについては、万人が極力摂らない方が良いと考えています。ですから私がまずおすすめしたいのは、化学物質を極力控えた食事です。すべての基本はここにあると思っており、あらゆる体調不良もある程度は化学物質の除去により改善すると考えています。私自身、現在家で調理するものについては、すべて添加物を極力排除した野菜、調味料などを用いており、それにより体調不良が激減したことを身を以て経験しています。

食事と「水は情報を記憶する」性質との関係性

食事の話とは関係ないように思われるかもしれませんが、これは私たちの本質が「意識」「エネルギー」であるということとつながっています。私たちはこの物理的な肉体を絶対的なものととらえがちですが、本質は「意識」「エネルギー」であり、肉体は地球で存在するための入れ物、乗り物、神殿なのです。食べ物はその肉体を直接的に維持管理するための重要な役割を果たしていると考えています。以前フラワーエッセンスの記事にも書いたとおり、私たちの肉体の6~7割が水分であり、水は情報を記憶する性質を持っています。肉体をケアする際の重要な視点として、「体内の水分をケアする」という観点があると思います。私たちの身体がきれいな結晶のお水で満たされているか、汚い結晶のお水で満たされているかによって、肉体のエネルギー状態がずいぶん変わってくるわけです。それは私たちの本質である「意識」「エネルギー」と密接にかかわっており、私たちの「意識」「エネルギー」を水でいうところの「きれいな結晶」にしていくにつれて、体内のお水も「きれいな結晶」にしていく必要がある。というよりも、「意識」「エネルギー」が変わっていくと、どうしても食事にも気を遣うようになるため、必然的に体内のお水の状態も変わらざるを得ないのです。私たちの「意識」「エネルギー」状態とあまりにかけ離れた状態で肉体が存在するというのは、原理から言って考えられないんですね。「お水の結晶がきれいである」ことは、私たちの波動が繊細で軽いものであることを示しており、物事がスムーズに流れたり、良いことが次々起こると言ったいわゆる「引き寄せ」「幸運」体質、宇宙の流れに乗るためには欠かせないことです。つまり、食事をすることにより、日々の代謝や単純な栄養補給だけでなく、肉体のエネルギー状態、波動を調整することにもつながっているということです。

人の意識が反映される食べ物

すべての食べ物には人の意識が反映されます。ていねいに真心込めて作られた食事はおいしく、工場の機械で作られた食事は味気ないと感じることがあるとすれば、それは本当にそうなのです。目(視覚)はある一定の周波数を感知して映像として処理している、耳(聴覚)もある一定の周波数を感知して音として処理している。であれば、舌(味覚)もある一定の周波数を感知して味として処理しているのだと思います。もちろん、ある物質がある受容体に結合した時に○○を感じる、といった機序は存在するとは思うのですが、それ以上の機能があると思っています。作る人の意識によって、食べ物の波動はいかようにでも変化するのです。そしてさらに言えば、食べる人の意識によっても変化します。いつも食べ物に感謝して食べる人と当たり前だと思って食べ物を粗末に扱う人では、波動状態が変わるでしょう。言い方を変えれば、添加物たっぷりのファストフードやコンビニ弁当でも、食べる人の意識によって波動状態を変えることができるので、そういったものを口にすることになった場合は、意識的に食べ物に感謝して食べるようにすると良いかもしれませんね。

勢い余って長くなってしまいました。食事・栄養系の話は奥が深すぎるので私もまだまだ探求途中ですが、これからも思うことを少しずつ書いていければと思っております。

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