自然療法

ハーブ・アロマ・フラワーエッセンスについての私の考え

私は「ハーブ・アロマ・フラワーエッセンス愛好家」と名乗っていますが、この3つをはじめとする自然療法が大好きで、日々誰に言われなくても勉強したり調べたり使ったりたくさん買って集めてみたりしています。もともと興味を持つととことん調べたりしますし、探求心が強いタイプなので、様々なものを調べた中から法則性を見つけたりするのが大好きです。

この3つの療法の違いを、ごく簡単に説明(というか、私の考えるレベルの話ですが)したいと思います。

私が自然療法に興味を持ったきっかけは、自身の体調不良からです。メンタルというよりは体調が悪いことが気になり、腹痛、下痢、吐き気、頭痛、生理痛、PMS、肩こり、腰痛などのいわゆる不定愁訴がつらかったことと、不安感や緊張感などのメンタルの問題もあり、自律神経失調症と言われるような症状にだいぶ苦しめられました。そういった主に体調面の不調を緩和したいと調べたのがきっかけなんですね。

ハーブについて

まずはハーブ療法ですが、私が持っている資格「ハーバルセラピスト」のテキストには、アロマの項目も入っていました。メディカルハーブの領域では、ハーブ療法アロマ療法は全く別物ではないという認識。切っても切れないということですね。「ハーブ療法」では、フレッシュハーブもしくはドライハーブを使い、煮出し液、すなわちティーにして飲む、ウォッカなどにつけてチンキ剤を作る、オイルに浸して浸出油を作る、煮出し液を湿布にする、サプリメントを利用する、というのが一般的な使用方法として紹介されています。葉っぱそのものを使う療法ということですね。言ってみれば緑茶や紅茶も立派なハーブ療法になります。こちらは市民権を得ているので、どんなものかわかりやすいのではないでしょうか。

アロマについて

アロマについては、専門的な資格を持っているわけではありません。精油(エッセンシャルオイル)というのは、ハーブから水蒸気蒸留法などの方法で精油成分だけを抽出、分離させてできたものです。もともとはハーブから作られるということで、メディカルハーブの領域にも入るということなのでしょう。精油成分は揮発しやすく芳香があるという特徴があります。よって、「アロマ」と聞くと、香りの療法なのかな、つまりは人工的なフレグランスもアロマなのかな、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。私が学んだメディカルハーブの一領域のアロマは、純粋にハーブから取り出した精油のことのみを指し、人工的なフレグランスで心地よい気持ちになる、といったことについては、アロマの療法ではないということになります。アロマで一般的によく用いられる方法は、芳香浴蒸気吸入、キャリアオイルに混ぜてオイルトリートメント、つまりマッサージをする、というものが多いですね。その他石鹸バスソルト作りのクラフトに使われたりもします。揮発成分が鼻の器官で感知されてリラックスするなどの効果がある、またオイルトリートメントした際の成分が身体に浸透することで効果がある、と考えられているようですが、詳しいメカニズムは不明です。

フラワーエッセンスについて

そして、フラワーエッセンスですが、こちらはお花のエネルギーを転写したお水(波動水)を使ったエネルギー療法であり、香りも味もありません。ただのお水ですが、エネルギーレベルで乱れた心、身体、魂に働きかけ、やさしく癒してくれる療法です。保存料としてブランデーやお酢、植物性グリセリンなどが添加されたり、ルームスプレーなどで用いる場合にアロマの芳香成分が添加されているもの、ボディクリームや飴のような食べるタイプ、お風呂に入れるオイルなど、剤型は様々です。一般的には飲用ですね。世界各地で様々な方がエッセンスを作られており(プロデューサーと呼ぶ)、たくさんの種類のエッセンスがあります。ものにもよりますが、1回に限り希釈して使うことができるとされており、スポイト付きボトルにピュアなお水を入れ、商品として販売されている母液を定められた滴数入れると「トリートメントボトル」を作ることができます。商品そのものを飲むよりも希釈した方が経済的です。また、複数の母液を1本のボトルに調合できるので、その方のオリジナルのエッセンスを作ることができます。「フラワーエッセンス」とは、単にお花のみからなるエッセンスを指すのではなく、海の生き物やストーン、キノコ、イルカやプラネット(惑星)など、多種多様のエッセンスの総称であり、広く「波動水」の療法を指しています。また、一定のエッセンスを組み合わせたコンビネーションタイプも人気で、霊的保護や豊かさのエッセンスなどたくさんの種類があります。ハーブアロマに比べてフラワーエッセンスが一般に普及していないのは、「波動」「エネルギー」といったスピリチュアルなものを扱う療法であるということが大きいでしょう。しかしながら昨今では大手オーガニックコスメの「コスメキッチン」などでもエッセンスの取り扱いをしているようですし、一定数が市場に出回ることも見込まれます。

これがおおまかな3種類の植物療法の私なりの解釈をまじえた説明になります。ハーブアロマは物理的成分を分析して、その成分が、身体にどう作用するのかというのを主に学び活用します。例えばフラボノイドは鎮静・鎮痙、カフェインは中枢神経の興奮、とかそういったことです。その他、使い心地のよさも重要な基準になってきます。フラワーエッセンスはエネルギーや波動を扱うので、説明を読むとスピリチュアルな方向性、「覚醒、目覚め、浄化、手放し、人生の目的」などのキーワードも含まれてきます。必ずしも体調不良に直接アプローチするわけではないようです。しかしながら、体調不良はエネルギーの乱れが原因の一つと思われるため、フラワーエッセンスでの体調不良の改善というのはすごくありえる話だと思っています。実際に女性のリズムを整えるエッセンスやフィジカルな部分に働きかけるものもありますからね。

私が個人的に思うのは、ハーブの煮出し液などにも植物のエネルギーが転写されるのではないかということ、芳香成分にも微細なエネルギーがあり、それが心身に働きかけているのではないかということ。つまりは結局ハーブアロマもエネルギーレベルでの作用は無視できないのではないかと思っています。これは私の仮説であり、人生をかけて探求していきたいテーマでもあります。今も暇を見てはちょこちょこ調べたりしていますので、こちらもおいおい書いていこうと思います。

気づいたら長文になってしまいました。それぞれについて思うことはたくさんありますので、徐々に語っていけたらと思います。私としてはどれが一番いいとか、これがあれば他はいらないと言ったことは一切思わないので、気に入ったものを好きな時に使っていけば良いのかなと思っています。自分が気に入って使えるというのが一番の判断基準だと思いますので、まずはご自身の五感を研ぎ澄ませて、感覚に素直に生きるというのが大切ですね。

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