下北沢の自然食カフェ「ありしあ(ALICIA)」でランチを頂いてきました。こじんまりとした店内にはカウンター席がずらり。一人でも入りやすいお店です。玄米・お味噌汁を中心とした和の定食やフライ定食、サンドウィッチなどのメニューがあります。この地で30年以上も愛されてきたという歴史が、そのおいしさを物語っていますね。かっちりとしたホームページもなく、宣伝に力を入れているわけではなさそうな慎ましやかなお店ですが、本当においしいお店は長きにわたり愛されるのだということを実感した次第です。
下北沢で愛されて30年。ノスタルジックな自然食カフェ♪
「ありしあ」は下北沢駅南口から徒歩3分のところにあります。お店は2階にあるので、外から中の様子を伺うことはできません。行かれる際は1階に出ている看板を頼りに探してみてくださいね。1979年にオープンとのことで、30年以上愛されている自然食のお店です。店内の撮影はNG、料理のみOKをいただきました。店内はカウンター席が10席、2~4人掛けのテーブル席が1つあり、広くはないのでお1人でも入りやすいですし、むしろ少人数で行かれるのがおすすめです。静かな店内なので、お友達とゆっくりおしゃべりをする、というよりは、身体に良いお食事をよく噛んでじっくり味わって食べよう、と思うようなお店です。店内にはネコやウサギ、その他動物の木彫りの置物や、店名である「ありしあ(ALICIA)」と書かれた看板(のような芸術作品)が多数置かれていて、どこかアーティステックな雰囲気もありました。お店に入った第一印象は「田舎のおばあちゃんちの近くにありそうな、なんだか懐かしいカフェだなぁ」というものでした。木の温かみやぬくもりを感じる、都会にあるのに都会的でないようなノスタルジーを感じる不思議な空間です。
この日はランチで伺いました。メニューは「ありしあランチ(1300円)」、「野菜の煮ものランチ(1350円)」、「ミックスフライランチ(1350~1400円)」、「自家製パンのサンドウィッチ(1300円)」などがあり、プラス250円でドリンクがつけられます。サンドウィッチ以外は(日替わりorフライの主菜に)玄米ごはん、お味噌汁、お漬物、小鉢がついているという、和食を中心とした定食です。この日は定番の「ありしあランチ」を注文してみました。日替わりのメインは「赤レンズ豆とポテトのコロッケ」とのこと。お料理を待っている間、コロッケを揚げるピチピチピチ…という音が静かな店内に響いていて、おいしそう~早く食べたいなぁとワクワク感が高ぶってしまいました^^揚げ物を揚げる音ってなんであんなにおいしそうな音なんでしょう(笑)。
こちらが注文した「ありしあランチ」。メインのメニューは日替わりのようで、店内で見せてもらったメニューに手書きで書いてありました。お味噌汁とお漬物、小鉢が3つという和食を中心としたバランスの良いお食事がいただけます。小鉢は春菊の白和え、切り干し大根のおひたし(煮物?)、ごぼうのきんぴらでした。コロッケにも生野菜のサラダとポテトサラダが添えてあるので、たくさんのお野菜を採ることができます。この日いただいたメニューはすべて菜食ですね。特にベジタリアンのお店というわけではないようで、卵や乳製品、お魚を使用したメニューはありました。楽しみにしていた揚げたてのコロッケはサクサクで、予想通りのおいしさ。他の小鉢も味付けがちょうど良く、古き良き日本の和のお惣菜を存分に楽しめました^^
セットで頼んだ穀物コーヒー。(普段自分の家で飲むのが薄めなのかもしれないですが)濃い目に淹れてくださって、カップ一杯でも十分満足できるおいしさでした。穀物コーヒーは、コーヒーのような苦味や香ばしさはありつつカフェインフリーなので、カフェインが気になる方や夜の一息タイムにもおすすめです。器もおしゃれで素敵ですね。
営業時間は、月・火・金 11:30~19:30(L.O.)(ランチは15:00 L.O.)、土・日・祝日 11:30~17:30(L.O.)(ランチは15:00 L.O.)とのことで、水・木が定休日なのでご注意ください。スイーツもありましたので、ティータイム利用にも良いかもしれません。サブカルの街、おしゃれなお店が立ち並ぶ激戦区の下北沢で、長きに渡り愛されてきたこちらのお店。一度食べればその理由も納得というもの。オーガニック・自然食がお好きな方(そうでない方ももちろん!)には是非とも足を運んでみていただきたいお店です^^
お店概要
ありしあ(ALICIA) ホームページ(食べログ)
東京都世田谷区北沢2-9-23 第2鈴木ビル2階