先日、家族で夏の沖縄旅行に行ってまいりました。10数年前から家族で旅行と言えばオキナワ!というくらい、何度も足を運んでいるのですが、数年ぶりに訪れてみると町やお店の様子も様変わりしているようで驚きました。自分がそういう意識に変わったこともありますが、オーガニックやベジ、環境に配慮した意識の高いお店が増えているように感じます。移住者の方も多そうです。今回の旅行では、せっかくだからオーガニック系のお店に行ってみよう!と家族に提案し、いくつかお店を回ってみましたので早速レポしてみたいと思います~。まずは那覇市周辺のオーガニックカフェ「浮島ガーデン」と、浦添市のかき氷屋さん(&パン屋さん)「喫茶ニワトリ(ippe coppe)」から^^
浮島ガーデン 沖縄(本物の島やさい料理が楽しめる古民家レストラン!)
沖縄に降り立ってまず訪れたのが、那覇市の国際通りから一本脇に入った浮島通りにあります「浮島ガーデン 沖縄」。こちらのお店はオーガニック&ベジの「島やさい料理」を楽しめる古民家レストランで、イタリアン、フレンチ、アジアンなど、様々なスタイルのメニューを提供されています。店内はナチュラルかつエスニックな雰囲気で、窓から差し込む光が心地良い爽やかな空間でした。お店のご案内には以下のように書かれていました。「私たちは人にも大地にもやさしい農法で作られた無農薬野菜をメインに、肉/魚/乳製品を使わずに丁寧に料理しています。油は一番搾り、味噌・醤油・みりん・酢は本醸造、塩は粟国の塩を使用しています。本物の食材で作った本当のおいしさを味わってください。」東京では味わえない沖縄の採れたて野菜を使ったオーガニック&ベジ料理、ここぞとばかりに味わってきました!
↑入口の片面がガラス張りなので明るい雰囲気の店内。レジ付近にはオリジナル商品などの販売も。
この日はランチで伺いました。メニューはまーさんset(サラダ・デザート・ドリンク付)とサラダset(サラダ・ドリンク付)の2種類があり、メインは島豆腐のベジタコライス、オールスターチャンプルー(ゴーヤ・麩・豆腐)、とろとろマージン丼(マージン=もちきび)、うちなー冷やし中華、島やさいオーガニックスパイスカレー、浮島でーじバーガー、島やさいスープと全粒粉パンの7種類から選べます。値段は1,150円~1,600円程度です。いつも通り散々悩んだ挙句、私はうちなー冷やし中華、家族はオールスターチャンプルーと浮島でーじバーガーを注文。ちなみに、沖縄の方言で「まーさん」というのは”おいしい”ということ、「でーじ」というのは”大変、とても、非常に”といった意味なのだそうです。
セットのサラダと私が注文したうちなー冷やし中華。こちらの麺、よく見ると色が少しピンクがかっています。なんと、ドラゴンフルーツを練り込んだピンク麺なのだそうです!たれは「もろみ酢たっぷりの胡麻ダレ」で、食べた感覚としてはお酢の酸味が強く、一般的な胡麻ダレという感じではありませんでした。その酸味が爽やかで夏にぴったりの一品!よく見るとお皿もとってもおしゃれでカワイイんです。沖縄と言えばやちむん(焼き物)文化が盛んなことでも知られていますよね。器が素敵だとお料理もさらにおいしく感じられるものです^^♪
こちらが家族注文のオールスターチャンプルー。オールスターというだけあって、沖縄の定番チャンプルーの具であるゴーヤ、麩、豆腐の3種類に沖縄の季節野菜がたっぷりの具だくさんな一品。ご飯も雑穀入りで栄養面もばっちり!野菜をがっつりたくさん食べたい方におすすめです~
最後に浮島でーじバーガー。こちらはベジのお店。はて、ではこのパテは何でできている?公式メニューによると「”畑のひき肉”高キビと島やさいで作ったパテを全粒粉のバンズでサンドしました。」とのこと!見た目にはお肉にしか見えないんですが…。少し食べさせてもらうと、確かにお肉の食感に似ていて柔らかく、油断すると(雑穀なので)ほろほろ崩れそうになるのを絶妙なバランスで保っているような、そんな繊細な食べ物でした!口が小さい人はかぶりつくと中身が溢れちゃいそうになるのでご注意を^^
帰りにお土産も買って帰りました!浮島ガーデンオリジナルのベジタコライスと黒いベジ麻炭タコライスです。こちらのベジタコライス、ミートは島豆腐で代用していて、その他「12のスゴイ」というこだわりがあるんだそうです(画像クリックで拡大可)。タコライスと言えば沖縄のソウルフードとも言えるご当地グルメですが、こんなにこだわった商品は他にないのではないでしょうか。オンラインショップで通販も行っているようですので、ご興味のある方は取り寄せてみてくださいね。(オンラインショップのHP)
ランチは11:30~15:00まで、ディナーは18:00~22:00(L.O.21:00)まで営業しているそうです。車で行かれる際は、お店のすぐ隣に駐車場があるのでそちらに入れられると良いかと思います(ランチの時間帯は有料でした)。自然派ワインもお店のウリの一つだそうなので、夜に行かれるとまた違った雰囲気が楽しめるのではないでしょうか。京都にも(同様に京野菜メインの)お店があるようなので、京都に行く機会があれば足を運んでみたいと思います^^
お店概要
浮島ガーデン 沖縄 ホームページ
沖縄県那覇市松尾2-12-3
喫茶ニワトリ(天然酵母のパン屋さんが夏だけ営業する絶品かき氷屋さん!)
続いてご紹介したいのが県(中)南部の浦添市にあります「喫茶ニワトリ」。天然酵母のパン屋さん「ippe coppe(イッペコッペ)」が夏の間(4月~9月)の晴れの日の午後(火・水・第三月曜日を除く)のみに営業しているという大人気のかき氷屋さんです。浦添市の外人住宅として栄えたエリアが「港川ステイツサイドタウン」という個性豊かなお店が立ち並ぶ観光名所になっていて、こちらのお店はその一角にあります(「港川ステイツサイドタウン」のHP)。おしゃれで今風のお店が多く、若者が好きそうなエリアです。車でいらっしゃる方が多そうなのですが、駐車場が少ないため、運が悪いとなかなか停める場所を見つけるのが大変そうなのが少し難点^^;紹介動画もありました↓↓
↑ニワトリの看板もカワイイ^^外のテラスの席でいただきます。
メニューはドラゴンフルーツ・シークヮーサー氷(大700円、小480円)、苺みるく氷(大850円、小590円)、タンカンとはちみつ氷(大800円、小580円)、バニラみるく氷(大650円、小460円)、黒糖みるく金時豆ぜんざいかき氷(550円)などがありました。いわゆるかき氷のシロップには着色料や人工的な香料も添加されているので、気にする方はあまり口に入れたくないですよね。こちらのお店では沖縄のフルーツをふんだんに使った手作りシロップがいただけるので、添加物を気にされる方にもお勧めです(オーガニック記載はないようです)。今回はドラゴンフルーツの小、タンカンとはちみつの小、黒糖みるくぜんざいの3点を注文してみました。
こちらがドラゴンフルーツ・シークヮーサー(小)とタンカンとはちみつ(小)です。上にちょこんと載っているシークヮーサーがカワイイです。タンカンとはちみつの方にはパッションフルーツが付いています。酸味が強いですが、夏の暑い時期は酸っぱいものが身体にしみて、ものすご~くおいしく感じられるんですよね^^私は暑さに弱いので、この日も夏バテ気味でひぃひぃ言っていたのですが(笑)、酸っぱくて冷たいかき氷を食べて少し生き返った気分でした。果物のおいしさをそのまま味わえる、沖縄に来たらぜひともいただきたい絶品かき氷です。
こちらは黒糖みるくぜんざいです。上にはきな粉が載っていて、下には白玉だんご、中にお豆が入っています。こちらは「ザ・和風」な感じで、だんごやお豆も入っているのでやや食べごたえがあるかと思います。甘さも自然な甘さでしつこくなく、お上品で程よいお味でした。
本業の(!?)パン屋さん「ippe coppe(イッペ コッペ)」は天然酵母食パンの専門店だそうで、卵、乳製品、油分、砂糖、保存料不使用、材料は「・ポストハーヴェスト農薬を使っていない北海道産高級小麦粉「はるゆたかブレンド」 ・大宜味村喜如嘉の地下天然水 ・国内産(沖縄・徳島)天然塩 ・ホシノ天然酵母」(ブログより引用)のみで作られているのだとか。全国配送も行っているとのことなので、気になる方はお問い合わせしてみてください^^(「ippe coppe」のホームページ)
こちらのお店は営業日・時間に注意が必要です!繰り返しになりますが、かき氷が食べられるのは4月~9月、定休日は火曜日、水曜日、第三月曜日、雨の日、営業時間は13:30~18:00(L.O.17:30)となっていますので、行かれる日時が該当しているか確認してから足を運んでみてくださいね。沖縄はかき氷やぜんざいのお店がたくさんありますが、こちらのお店は行かれて絶対に損はないと思います!超お勧めです~^^
お店概要
喫茶ニワトリ ホームページ
沖縄県浦添市港川2-16-1
参考になった本など
↑沖縄在住のインスタグラマーやクリエイターによる口コミをまとめた本です。いわゆる”観光”では物足りない人、おしゃれスポットが気になる方は是非。