自然療法

*初心者向け*フラワーエッセンス基礎から その4

昨日までの記事の続きですが早くもその4となりました。「*初心者向け*フラワーエッセンス基礎から その1」「その2」「その3」「ハーブ・アロマ・フラワーエッセンスについての私の考え」の記事にお目通し頂くと、よりわかりやすいかと思います。今回はフラワーエッセンスの種類、メーカーについて書いてみたいと思います。

まずは、フラワーエッセンスの歴史と成り立ちを軽く書いてみます。古代の先住民(オーストラリアのアボリジニなど)の方々は花の朝露を心身の癒しに使っていたそうで、太古の昔には当たり前に使われていた療法のようです。その後長い年月が経ち、現在使われているようなフラワーエッセンスの原型となるものが1930年代のイギリスで誕生。それがエドワード・バッチ博士の「バッチ・フラワーレメディ」です。こちらはとてもポピュラーなのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。バッチ博士はホメオパシー(同種療法)のお医者様でした。ホメオパシーでは治療に用いる砂糖玉を「レメディ」と呼ぶため、「バッチフラワーレメディ」と名付けられたものと思われます。ですから、「フラワーエッセンス」と「フラワーレメディ」はどう違うのかというと、バッチフラワーレメディの誕生以降、世界各地で自然界のあらゆるものからエッセンスが作られるようになり、その療法の総称としての「フラワーエッセンス」というジャンルができ、その中でもすべてのベースとなる基本中の基本が「バッチフラワーレメディ」というブランド、メーカーであるという理解で良いと思います。ですから、バッチ以外のメーカーでは「フラワーレメディ」という言葉は見たことがありません。

特徴6 太古の昔から先住民の方は花の朝露に癒しの効果があることを知っていて、利用していた。現代のフラワーエッセンスの創始者はイギリスのエドワード・バッチ博士。1930年代に彼の確立した療法が「バッチフラワーレメディ」である。

では、私が所有していて特に気に入っているエッセンスメーカーを中心に、世界のフラワーエッセンスを簡単にご紹介しますね。

*バッチフラワーレメディ

バッチ博士は「自分らしくない」状態が病気を引き起こし、「本来の自分らしい」状態に戻すことが治癒をもたらす、と考えていたようです。感情の乱れや魂レベルでの不調和が病気の原因であると考えていて、研究に研究を重ねた結果、その不調和を改善する療法として38種類のフラワーレメディを完成させました。不安、イライラ、憂鬱など、種々の感情の乱れに対応するレメディがあります。

レスキューレメディは緊急時に飲むエッセンス。緊急時に対応した5種類のフラワーレメディから作られています。私もいつもポーチに忍ばせております。

飴タイプもありますよ。

38種類(+レスキューレメディ)以上に増えることはないので、これだけ揃えれば自分の感情の不調和に対応するレメディを選んでいくことができます。古典で最もポピュラーなので、情報も多いですし、使われているプラクティショナーさんも多いですね。私も38種類フルキット持っています。

*パシフィックエッセンス

カナダのサビーナ・ペティット氏が作成しているお花や海の生き物を中心としたエッセンスメーカー。東洋医学の陰陽五行12経絡に関係したエッセンスを作られていて、それぞれのエッセンスに対応する五行、経絡、チャクラが明記されているのも特徴。

最も有名なエッセンス。単品のエッセンスを組み合わせて作られたコンビネーションのエッセンスで、文字通り「ハートを開く」のをサポートしてくれます。オイルとスプレータイプもあり。私は3種類持ってます。裏切り、人間不信など傷ついた心を優しく癒してくれるような感覚が得られました。

*コルテPHIエッセンス

アンドレアス・コルテ氏がお花を摘まない手法で作成した自然界のあらゆるエッセンスを取り扱っています。花、鉱物、きのこ、惑星、アニマル、クロップサークルなど、本当に多種多様なエッセンスがあります。私は昨年コルテさんの来日ワークショップに参加してきましたが、理知的な面もありつつ、類まれなる行動力をお持ちの素敵な方でした。

一番有名なのはイルカ(デルフ)のエッセンスです。飲用タイプのほか、ガラスに入ったネックレスもあります。「普遍的な愛」「保護・浄化」「心を開く」「恐れを手放す」など万能なエッセンスなのでどなたにもおすすめ。デルフのシリーズには、ピンクイルカ、クジラのエッセンスもあります。私は常にこのスプレーを手元に置いていきたいので200mlの大容量サイズを買ったほどです。

こちらの本を読むとイルカへの認識が変わりますよ。なんとなくイルカの癒しが気になっている人はぜひ手に取ってみてください。私の本はサイン入りです♪

*オーストラリアンブッシュフラワーエッセンス

オーストラリアのイアン・ホワイト氏による、オーストラリアの原生植物を中心とした自然界のものから作られたエッセンス。オーストラリアの植物は日本にはないようなダイナミックな色や大きさをしているものが多く、とてもパワフルで肉体レベルまで働きかけてくれるものが多いのが特徴。

ブッシュといえば「ウーマン!」というくらい有名なエッセンス。こちらもコンビネーションです。ウーマンというだけあって、女性特有のお悩み、不調に働きかけてくれるもので、子宮系の不調の方にお勧めです。私は毎月欠かさずこのエッセンスを飲んでいますが、今では生理の不調はほとんどなくなりました。

*アラスカンエッセンス

スティーブ・ジョンソン氏が手がける、アラスカの自然界のあらゆるものから作られたエッセンス。アラスカの厳しい環境を象徴するような、「浄化」「変容」を促すエッセンスが数多く作られています。花、鉱物だけでなく、氷河やオーロラなどのエッセンスもあります。

 

あらゆるものから「ガード」してくれる、プロテクションのエッセンス。安全だという感覚、安心感を得たいときにおすすめ。私は人ごみが苦手なので、不快なエネルギーから身を守るためにガーディアンをスプレーしてから外出することもあります。さわやかな香りも好きです。

*フィンドホーンフラワーエッセンス

スコットランドの北東部にある「フィンドホーン共同体」の中で作られたエッセンス。(フィンドホーン共同体について、詳しくは公式ホームページをご覧ください。)コンビネーションのエッセンスが特に有名です。

フラワーエッセンスの中でも1、2を争う人気なのでは?と思うくらい女性に大人気の「エロス」。異性を惹きつける魅力が高まりモテモテになれるかも?私も飲んだことありますが、いつもパンツ派なのにスカートはきたくなったり、おしゃれしたくなったりしましたよ。「ザ・女子」という感覚が味わえるエッセンスでした。

本当はご紹介したいメーカーもエッセンスも星の数ほどあるのですが、あんまり多くても読み切れないと思うのでこのくらいにしておきます。一つ一つご紹介していたらきりがないほど、情報量も内容も濃いのがフラワーエッセンスの世界。また別の機会にもっともっと語らせていただきます(笑)。

特徴7 世界にはフラワーエッセンスのプロデューサー、メーカーがたくさんあり、作成者や土地の環境などによっても特徴が異なる。一つ一つが奥深いため端的に説明することは難しく、じっくりと時間をかけてエッセンスと向き合い、探求する必要がある。

奥深いフラワーエッセンスの世界を垣間見た感想はいかがでしょうか^^?では次回はいよいよ、今の自分にぴったり合ったエッセンスの選び方をご紹介したいと思います。

※ご紹介した感想はあくまで私個人の体験談であり、効果効能を保証するものではないのであしからず。

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